ドメーヌ・アンリ・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ 1er クロ・ド・ラ・ムーシェール [2019]750ml (白ワイン)

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商品情報

Henri Boillot / アンリ・ボワイヨ

厳しい手積み作業によって生れる秀逸品 理想を求め、完璧さを追求する

ヴォルネーで最も古い家柄の1つで、ドメーヌの設立は1890年、現当主のアンリ・ボワイヨ氏の祖父が設立したドメーヌです。自社畑から造られるワイン(ドメーヌ ジャン ボワイヨ)と買いブドウから造られるワイン(メゾン アンリ ボワイヨ)があります。

現在、ロバート・パーカーのバイヤーズガイドにて、赤(ジャン ボワイヨ)★★★★★ & 白(アンリ ボワイヨ)★★★★★5つ星(最高:OUTSTANDING)の評価を受けています。

妥協を許さない完璧主義者。すでにいいワインを造るための「方程式」を習得し、徹底的に突き詰めている。アンリ・ボワイヨはそういうステージに達している生産者だ。

ワインに「方程式」とは味気なくて恐縮だが、残念ながら解けていない造り手も多いのが実情だ。納得のいかないブドウは捨てること。最適なタイミングで収穫し、その後は余計な手を加えないこと。わかっていても最後に大きな差が出るのは、テロワールの良し悪しは別とすると、その徹底度合いに因るところが大きいのではないか。

難しいヴィンテージの翌年春に訪れたときのアンリの表情は充実している。そして自慢話が延々と続く。病気が広まった年は選果をピンセットで行ったこと、暑い年ならキレイな酸とミネラルを残す為に誰よりも先にシャルドネを収穫したこと。逆にグレートヴィンテージと呼ばれる年の彼は手厳しく、話題は矛となって市場や顧客に向く。たとえば赤の2009年がグレートヴィンテージだと話題になったとき、アメリカの顧客が08年よりも先に予約を申し出た。彼はそれに腹を立て取引を停止してしまった。「ピノ・ノワールの真の魅力はギリギリの気候条件の中で見せる繊細さやエレガンスだ」と断言する彼には、07年や08年に目もくれずに「グレート」ばかりを追い求める姿が我慢ならなかったのだろう。

名声を手にして以降も、彼の挑戦はとどまるところを知らない。格下げした村名ワインだけを使って「最高のブルゴーニュ ルージュ」を造る。「シャンパーニュに匹敵するクレマン ド ブルゴーニュ」を造るために最適のシャルドネを捜し歩き、ノンドザージュでクレマンを造る。どちらも大赤字らしいが、ブルゴーニュの「基準」を上げるために、可能性に挑戦するために続けている。

クセの強い男だが、そのワインには只々脱帽なのである。

毎ヴィンテージ、非常に高い評価を得ているクロ・ド・ラ・ムーシェールは1級畑ペリエールの1画にあるボワイヨ家のモノポール「クロ・ド・ラ・ムーシェール」。複雑な深みと、シャープな切れを併せ持つ見事なワインです。

ボワイヨ家はヴォルネーで最も古い家系の1つでドメーヌ設立は1885年。現当主のアンリと息子のギヨームがドメーヌを担っています。完璧主義者で知られ、ピュリニーとヴォルネーを中心に約16haの畑を所有しています。アンリ・ボワイヨは、妥協を許さない完璧主義者。すでにいいワインを造るための「方程式」を習得し、徹底的に突き詰めている。アンリ・ボワイヨはそういうステージに達している生産者だ。

1996年にネゴシアンものを造るメゾン・アンリ・ボワイヨを設立。プルミエ・クリュやグラン・クリュはテロワールを表現するために、各畑1生産者だけからブドウもしくは果汁の状態で購入しています。

「ピュリニー・モンラッシェ 1er クロ・ド・ラ・ムーシェール」は、レ・ペリエールの一角にある1級畑で、3.9ha全てをボワイヨ家が単独所有しています。樹齢80年超えのヴィエイユ ヴィーニュのブドウから造られ、350L樽(新樽率70%)で熟成されます。この上なくピュアでエレガントな果実味とスパイスなどの複雑味、ほのかな心地良い樽香が混じり合い、凝縮感と深み、シャープな切れ味をもった、見事な逸品です。

■テクニカル情報■
白は17VINより、今まで使用していた空圧式圧搾機からシャンパーニュ式の縦型の圧搾機に変更。よりピュアで澄んだ果汁が絞れるようになった。アルコール発酵は樽で約20日間かけて行う。熟成は通常よりも大きい350~600リットルの樽を使用し、ワインと樽との接点を少なくして緩やかな熟成を促す。滓引きとコラージュ後、軽いフィルターをかけ瓶詰めを行う。発酵時に使用しているのは野生酵母のみ。

DOMAINE HENRI BOILLOT PULIGNY MONTRACHET 1er CRU CLOS DE LA MOUCHERE
ドメーヌ・アンリ・ボワイヨ アンリ・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ムーシェール
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ピュリニー・モンラッシェ
原産地呼称:AOC. PULIGNY MONTRACHET
ぶどう品種:シャルドネ 100%
味わい:白ワイン 辛口

■2019年ヴィンテージ情報■
【気候について】
近年同様、温暖な冬となった。12月は穏やかで雨が多かった。この数年、ブルゴーニュは春と冬が無くなり、季節は秋と夏の2つになってしまったようだ。3月は非常に暑く、土壌は湿っていて、ブドウ樹はすぐ目を覚ました。
3月末から4月の頭に霜が起こり、ブドウ樹を守る対策に追われたが、幸運にも被害はなかった。
4月は暑く、5月は快適な気候で、ブドウ樹は早く成長していった。
暑く乾燥した気候が望ましい6月頭の開花の時期に、雨が多く、非常に涼しい気候となった。その為、ブドウの花の受粉が上手く行われない、花ぶるいが起こってしまい、その結果、収量が前年と比べて45%も減ってしまうこととなった。
夏の間は暑く、時折雨が降った。
収穫は9月6日に始まった。年々、早熟になってきているヴォルネーの村名畑から収穫を開始。白はムルソーのプルミエクリュから収穫を始め、その後ピュリニーとコルトン・シャルルマーニュを収穫した。数日後にコートドニュイのグランクリュの収穫で終了した。

【白ワイン】
2つのプルミエクリュ、ムルソー・クロリシュモン モノポールとムルソー・グットドールが新たにドメーヌのラインアップに加わった。
2016年や2017年のテクスチャーに似ている。アプリコットのような黄色い果実と白い花の香りにマンダリンやレモン、グレープフルーツ等の柑橘系果実の皮のような凝縮度を感じさせるニュアンス。非常に美しい酸、フレッシュ感があり、ピュアでシャープな味わい。
2018年は早くから楽しめるヴィンテージだったが、2019年は2018年よりも飲み頃になるのに時間がかかるヴィンテージ。

【赤ワイン】
コートドボーヌの赤はサクランボやイチゴ、フランボワーズなどの赤い果実のアロマに白胡椒にほのかにタバコのニュアンス。タンニンはシルキーで非常にピュアでフレッシュ感あふれる。とてもエレガントで2010年を思わせる。
コートドニュイの赤はカシスやブルーベリー、ブラックベリー、非常に熟したブラックチェリーなどの黒い果実のアロマ。タンニンはエレガントだが、顕著で、力強く、余韻が長い。熟成に向いた年である。

ワインアドヴォケイト:95 ポイント
Rating 95 Release Price NA Drink Date 2025 - 2045 Reviewed by William Kelley Issue Date 15th Jan 2021 Source January 2021 Week 2 The Wine Advocate
The 2019 Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de la Mouch?re was showing superbly unfurling in the glass with scents of pear citrus oil orange blossom dried white flowers toasted nuts and iodine. Medium to full-bodied layered and multidimensional it's concentrated and textural with tangy acids chalky extract and a long saline finish.
Guillaume Boillot began the harvest on September 6 as usual starting in Volnay. Yields were down and alcohol levels ranged between 13% and 14.2%. "My father told me to frame the must analyses as one couldn't hope for anything more perfect " he laughed. Whereas in 2018 Boillot was able to press all his white wines with a vertical basket press in 2019 he reverted to a pneumatic press explaining that even after foulage (crushing) it was simply too difficult to extract juice from the thick-skinned small berries that characterized the vintage. "Vinification integrale " which is to say barrel fermentation of red wines is still the order of the day for most of the red wine cuvees at this address. The other trend which sharp-eyed readers will have picked up on is a move toward more and more domaine-grown fruit: first came the Pommard 1er Cru Clos Blanc which joined the range in 2018 and this year the Meursault 1er Cru Clos Richemont enters the portfolio. Boillot tells me that he has ambitions to continue this gradual transition. The 2019 vintage in any case is a great success achieving both impressive quality and consistency and these wines come warmly recommended.

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