【版画】掛軸 宇田荻邨『祗園夜桜』軸装リトグラフ 限定品 絹本 共箱付 掛け軸

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商品説明

■■■商品説明■■■

●版画(特殊技法)
●未使用品(長期保管品)
●限定数302/350

■作品解説■
宇田荻邨が描いた《祇園夜桜》をご紹介します。
何必館・京都現代美術館蔵
宇田荻邨は、1896(明治29)年、松阪の魚町に生まれた三重ゆかりの日本画家です。伊勢の画家・中村左洲に手ほどきを受けた後、1913(大正2)年に17歳で上洛、花鳥画を得意とした菊池芳文に師事しています。芳文の没後は、その養嗣子である契月に師事、流麗な描線と明るく爽やかな色彩で格調高い京洛の四季を描き出し、近代の日本画界に確固たる地位を築きました。
《祇園夜桜》は、1962(昭和37)年の第5回新日展に出品された作品です。祇園の桜といえば、円山公園の枝垂れ桜が有名です。暗闇の中、朱色の篝火によりその艶麗な姿を浮かび上がらせる枝垂れ桜に、多くの画家たちが魅了され、その美しさを描き留めてきました。本作に描かれた枝垂れ桜は、「桜の名手」とうたわれた芳文の桜に通じる、はかない美しさをもっています。
師・芳文の流れをくむ優美な枝垂れ桜の趣のことなる作品を見て荻邨を理解する上で欠かすことのできない重要な作品です。

【ご参考】
リトグラフ(lithograph)とは版画の一種たる平版画。水と油の反発作用を利用した版種で、製作過程は大きく「描画」「製版」「刷り」の3工程にわかれる。ほかの孔版画、凹版画、凸版画などに比べると複雑で時間も多く要するが、クレヨンの独特のテクスチャや、強い線、きめ細かい線、筆の効果、インクを飛ばした効果など、描写したものをそのまま紙に刷ることができ、多色刷りも可能で、版を重ねるにつれて艶を有した独特の質感が出てくる。
19世紀頃、ヨーロッパで偶然から原理が発見され、以降ロートレックなどの画家が斬新で芸術性の高いポスターをこの方法で描いた。以前は巨大な石(石灰岩)に描いていたので石版画(石版印刷術、リトグラフィ)とも呼ばれる。

<状態>

未使用品ですが、長期保管品です。

未使用品のため、状態が良く綺麗です。(写真参照)

状態は画像でご判断お願い致します。

商品は画像のもので全てです。

こちらは中古品になりますので、充分ご理解のうえご購入よろしくお願いします。

■■■サイズ(実測)■■■
全体:長約151.5cm幅約59.5cm
軸幅約64.2cm(軸先含む)

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カテゴリエンタメ/ホビー
› 美術品/アンティーク
› 版画
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