伊藤清永【裸婦】

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オリジナルリトグラフ
H.C版

サイズ
額面 37cm×44cm
画面 16cm×22cm

裸婦像の名手として知られる伊藤は東京美術学校卒業後、70年近い画業の中で女性美の表現技法を追求し、作品を描き続けました。

伊藤清永プロフィール
1911年に豊岡市出石町下谷で生まれた洋画家です。
実家は出石の禅寺で、寺を継いで僧侶への道を歩むことを期待されていましたが、自分の道を選び画家を志しました。

1923年に名古屋市在曹洞(そうとう)宗第三中学林(現愛知中学校)に入学し、2年後の1925年 14歳に油絵を描き始め、3年後、中学時代の恩師に岡田 三郎助(おかだ さぶろうすけ)を紹介してもらい、門下生として本郷研究所に通い始めました。

その後、両親の反対を押し切り東京美術学校に入学。槐樹杜展で『祐天寺風景』が入選します。
1933年の第14回帝展では『朝の路次』を出品し、みごと入選しました。
東京美術学校油絵科卒業から1年後、文部省美術展に『磯人』で選奨(特選)受賞を果たします。そして白日会会員となり、画家としてスタートしました。

終戦後、1947年に兵庫県立出石高等女学校で図画教員嘱託となり、その年、第3回日展に出品した『I夫人像』が特選受賞します。
翌年東京に戻り、第4回日展に『室内』を出品し、特選を受けます。
1953年に伊藤絵画研究所を開設し、その後『曙光』で日本芸術院恩賜賞を受賞し、文化庁買い上げで、日本芸術院所蔵されました。

1996年、式年遷宮記念神宮美術館の企画運営委員会委員となり、文化勲章受章します。
1971年『伊藤清永作品集』、1989年、1991年も画集を出し、2001年全国5会場で卒寿記念個展を開催しました。

カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 版画
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